Hand-made Studio

SEWING BOX

私が手作りすることが好きなのは、母の影響が大きいと思います。小さい頃からミシンを掛けたり、編物をしているそばで育ちました。よく妹とおそろいの服を作ってもらっていました。よその人に「すてきね!」、「編み方見せてね!」と声を掛けられるのがとても嬉しかったことを覚えています。

私は3歳の頃にはボタンを縫い付けて遊んでいたそうです。小学生になると、あやとりの紐を編んだり、手袋を編んだり、フェルトでマスコットをつくったり、学校へ持っていくぞうきんをミシンで縫ったりよくしていました。

その後はもっぱら洋服やセーター、袋ものといった実際に使うもの、実用的なもの、作る楽しさを感じるもの、あるいはお店には売っていないデザインのもの、更には、経済的な意味のあるものを作るようになりました。

子供が生まれてからは、大人の服を子供用にリフォームすることも増えました。古くなった大人用のジーンズやコールテンのパンツやトレーナーなどを子供用のズボンやベスト、帽子に縫い変え、大人物を新調します。子供はすぐに大きくなってサイズが合わなくなりますが、大人は長期間使えますからね!(許せ!息子)

ベビー服、甚平さん、幼稚園グッズ、ワンピース、キュロットスカート、パジャマ、謝恩会用のスーツなどなど。どれも愛着のあるものです。その中の数点をここでご紹介します。

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入学式用のスーツ(2000年10月製作)

入学式用のスーツ

今までいろいろ作ってきましたが、この作品が一番やりがいのあるものだったように思います。このスーツは、主人が成人式(24年も前・・・)のために両親から買ってもらったものをリフォームしました。

丁寧に縫い目をほどき、スチームアイロンを掛けて準備を整えておきます。どのパーツをどこから切り出すかという点と模様合わせに悩まされました。上着の身ごろは、ポケットやダーツが入っていて思っていたよりも利用しづらいものでした。

前後の身ごろと半ズボンは、長ズボンから裁ち、前見返しは背中の部分(後ろ身ごろ)からとりました。襟、袖、ポケットのふたなどは元の部分を子供サイズに縮小して利用しました。肩パットや裏地、ボタンもうまく使えました。

えんじのハイソックスに同じ色のネクタイ(これは私のお古)。茶系のスーツ。圧倒的に多数の紺やグレーの洋服を着たお友達の中で、図らずとも私たち夫婦は、息子がどこにいてもすぐに見つけることができました。

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ベスト&半ズボン(1998年9月製作)

ベストと半ズボン

この画像では見えませんが、布地は息子自身が選んだ黒×グレーの細かいチェックです。

七五三には正装をとも思いましたが、この時点でスーツを作ってしまうと2年半後の入学式には、サイズが合わなくなるのではと心配だったのと、これまで息子が元気で育っていることに感謝する気持ちさえあれば、行事そのものはもっと簡略化しても良いのではと、私たち夫婦は思いました。

この年の秋には幼稚園の面接もあり、このスタイルで息子はとてもリラックスしてよくお話ができました。

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ウエディングドレス(1989年3月製作)

ウエディングドレス

この年の1月、中学の頃からの友達と夕飯を食べる約束をしていました。待ち合わせの時間まで近くの本屋さんで立ち読みをしていたところ、たまたま、手作りウエディングドレスの本をみつけてしまったのでした。それまで自分で作るなんて考えていなかったのですが、この時一気に気持ちが作る方へ傾いてしまったのでした。

この時期、仕事も結婚準備も忙しかったので、周囲からはドレス作りを反対されましたが、言い出したら止まらないのが私でして、この後約1ヶ月でドレスとペティコートを仕上げたのでした。

孔雀の羽模様が織り込まれた布地です。襟ぐりとスカート部分に共布の花飾りをつけています。このドレスは、近々、母のパーティー用のブラウスにリフォームする予定です。また、ぺティコートは妹やお友達数人が、それぞれのドレスのスカートのふくらみに合わせて、チュールレースを足したり外したりして利用されました。海外へもお供したようです。

総製作費は4万円でした。

このブーケは叔母の手作りで、私のリクエストの「鷺草(さぎそう)とゆりの花」をデザインして作ってもらいました。

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ベビー用帽子&ベスト(1995年10月製作)

ベビー用帽子とベスト
角つき帽子
リバーシブルの帽子

私のクリーム色のトレーナーの袖口が傷んでしまったので、子供用の帽子二つと肩あきのベスト一枚を作りました。1歳半から2歳代までよく活躍しました。

息子はアトピー性皮膚炎で、冬には毛糸の帽子をかぶると、おでこに赤い発疹がたくさん出てかゆくなるため、この綿素材の帽子を愛用していました。

トレーナーの片方の袖を切りはずし、広い側を折り返してかぶり口とし、袖口に近い側を内側から深いUの字にミシンをかけ、角を2本作ります。その先に毛糸の小さなポンポンをつけたら完成です。上の写真はポンポンをつける前で、角を2本結んだ状態です。これでかぶるのもかわいいですよ!

ベストも重宝しました。食べこぼしても洗濯機でザブザブ洗えますから。毛糸のベストじゃそうわいきませんしね!しゅんすけに手編みのセーターやベストを着せ始めたのは3歳の冬だったと思います。

もう一つの帽子は、6枚はぎでクマの綿プリント地を裏につけてリバーシブルにしたものです。

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